行った世界遺産の記録を始めた!
まずはポルトガルの世界遺産。ポルトガルには世界遺産が17件も!まだ2つしか行ったことはありません。
行った世界遺産
リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔
登録名:Monastery of the Hieronymites and Tower of Belém in Lisbon
1983年登録。登録基準は3と6。つまり、3=過去の文明・文化を示す重要な証拠である、6=重要な歴史的出来事や思想と直接関係があるということ。
アクセス
ポルトガルの首都リスボンにある世界遺産。
リスボンの街の中心地からはやや離れているが、電車もバスもあり。便利なのはUberやbolt。街中からでも安くで行ける(2人以上なら電車・バスより安いことも)。ジェロニモス修道院もベレンの塔の間は歩いて移動できる距離。
リスボアカードでも入場対象になっているので、リスボアカードを使っても良い。どちらもかなり混雑しているので、リスボアカードを持ってない場合は事前にオンラインでチケット購入した方が良い。(それでも入場時は並ぶ)
ジェロニモス修道院
ジェロニモス修道院。豪華絢爛で圧倒される。2026年の春に行った時は改修工事で外はあまり見えなかった。

中もかなり細かい建築ですごいよ!

ひとつひとつが細かすぎる。

ベレンの塔
ベレンの塔は本当に海の上に立ってるみたい。海じゃなくて川なんだけどね。下の方は水牢(満潮時に水が入り込む牢屋)として使われてたらしい。こわっ!
よく見ると多くの十字架が。ちなみに、こちらも2026年春は改修中で、中にも入れなかった。

世界遺産の概要
※概要は世界遺産のアプリの英語を訳しました。(英語の勉強になると良いな。)
この複数の構成資産からなる世界遺産は、ベレンの複合体として知られるジェロニモス修道院とベレンの塔から成り、リスボン港の入口にあたるテージョ川の岸辺に位置している。
ジェロニモス修道院は、15世紀後半にさかのぼる王室創建の修道院である。マヌエル1世によって建設を命じられ、聖ヒエロニムス修道会の修道士たちに寄進された。それは、修道士たちが王のために祈り、新世界を求めてリスボンの岸を離れる船乗りたちに精神的・宗教的な支援を行うためであった。この修道院はまた、エンリケ航海王子の記憶を後世に伝えるためにも建てられた。そのきわめて豪華な装飾は、マヌエル様式に典型的な華麗さに由来している。大航海時代と象徴的に結びついているこの修道院は、16世紀の回廊、旧修道士食堂、図書館など、壮麗な建造物の大部分を今も保存している。
修道院からほど近いタグス川の岸辺に、フランシスコ・デ・アルーダは1514年頃、有名なベレンの塔を建てた。この塔は、リスボン市の守護聖人である聖ヴィンセントにちなみ、聖ヴィンセントの塔としても知られている。ヴァスコ・ダ・ガマの航海を記念するとともに、リスボン港を防衛する役割も果たした。この要塞の胸壁にはキリスト騎士団の十字紋が無数に繰り返し施されており、その両側に立つ監視塔は、イスラム建築に着想を得たリブ付きの小ドームで覆われている。
アヴィス王朝の最盛期に造られたベレンの複合体は、大航海時代におけるポルトガルの権力を示す最も代表的な例の一つである。
関連の英単語
- Commissioned 委託された、命じられた
- Monk 修道士
- seafarers 船乗り
- left the shores of Lisbon リスボンを出航した
- in quest for the new world 新世界を求めて
- perpetuate the memory of 〜を後世に伝える
- exuberance 華麗さ、豊かさ
- Cloister 回廊
- Friar 修道士
- Refectory 食堂
- Patron 守護聖人
- commemorate 記念する
- expedition 遠征、航海
- parapets 胸壁
- the watch towers that flank it それを両側から挟む監視塔
- Cupola 小ドーム
- at its height その最盛期に
- testimony to 〜を物語る証拠
- Consolidated their presence 存在感を確立した
ポイント
- 聖ジェロニモス修道院には、ヴァスコ・ダ・ガマの棺も安置している!→せかけんクイズより。(https://www.sekaken.jp/whinfo/q-list/quiz152/)
- ポルトガル独自のマヌエル様式。マヌエル様式とは、15世紀末〜16世紀初めのポルトガルで栄えた建築・装飾様式。ポルトガル王 マヌエル1世 の時代に発展したので、マヌエル様式と呼ばれます。特徴は、かなり装飾が多く、特に大航海時代らしいモチーフが使われること!ロープ、船、錨など。
- ヴァスコダガマの棺の他には、カモンイスの石棺もある。ポルトガルの国民的詩人 ルイス・デ・カモンイス の遺骸を納めたとされる石造りの棺。カモンイスは、ポルトガルの大航海時代をたたえた叙事詩 『ウズ・ルジアダス』 の作者で。この作品では、ヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓などが描かれている。知らなかったけど、カモンイスってポルトガルでは特にかなり有名なんだって。
- ベレンの塔の正式名称はリスボンの守護聖人 聖ヴィンセント(St Vincent / São Vicente) にちなんでサン・ヴィセンテの塔/聖ヴィンセントの塔。
- エンリケ航海王子もキーパーソン。自分は航海しなかったけど、パトロンとして航海士たちを支えた人。
周辺のスポット
まずは、発見のモニュメント!ベレンの塔とジェロニモス修道院の間くらいにある。相当迫力があってすごい!1940年の万博にあわせて建てられたものらしい。
ちなみに1番先頭がエンリケ航海王子。その2つ後ろがヴァスコダガマっぽい。後は、初めて世界一周したマゼランもいる。この写真には映ってないけど、後ろの方にあのフランシスコザビエルも!反対側にはカモンイスも。

とにかく圧倒されるし、楽しいのでぜひ。
パステイシュ・デ・ベレン (Pastéis de Belém)はジェロニモス修道院からすぐのところにある。
ここは、ナタの発祥のお店と言われている!ものすごーく美味しいナタが食べられる!店内は混んでいるけど、とにかくめちゃくちゃ座席数が多いので、多少並んでも割とすぐ入れる。

シントラの文化的景観
登録名:Cultural Landscape of Sintra
登録年1995年。登録基準2,4,5
基準 iiは文化の交流や影響が見られること。
→ シントラなら、ロマン主義的な庭園・景観づくりがヨーロッパに影響を与えた。
基準 ivはある時代を代表する優れた建築・景観であること。→ シントラなら、ペーナ宮殿などが19世紀ロマン主義建築・景観の代表例。
基準 vは人間と自然が関わって作った伝統的景観であること。→ シントラなら、山・森・町・宮殿・庭園が一体となった文化的景観。
簡単にいうと、ポルトガル王族や貴族の宮殿・庭園が、山や森の自然景観と調和して残る世界遺産。
アクセス
リスボン近郊の街、シントラにある世界遺産。リスボンの街中からは電車で1本で行けるので便利。街中もバスが走っているが、観光客が多く終始混んでいる印象。
自分はGet your guideというアプリでツアーを予約して参加した。シントラの街観光、ペーナ宮殿の外観と中への入場、レガライラ宮殿入場、ロカ岬も行けて1.5万円くらいのツアーで自力で行くのが面倒な人にはかなりオススメ。
ペーナ宮殿
カラフルな外観のお城。ドイツのノイシュバンシュタイン城の建設を命じたルードヴィヒ2世のいとこにあたる、フェルディナント2世の命により、ドイツから建築家を呼び寄せて建設が始まったらしい。

日本では比較的知名度が低い気がするが、ポルトガル人やヨーロッパの人にはかなり人気のよう。

ステンドグラスが綺麗だった。中はそこまで広くない。

庭園もかなり綺麗。日本由来の植物もあるらしい。

キンタ・ダ・レガレイラ宮殿
主に アントニオ・アウグスト・カルヴァーリョ・モンテイロ という大富豪が構想し、イタリア人建築家・舞台美術家 ルイージ・マニーニ が設計に関わって造られたもの。単なる住居というより、モンテイロ自身の 宗教観・哲学・科学・神秘思想への関心 を建築や庭園に表したもので、キリスト教、錬金術、テンプル騎士団、フリーメイソンなどを思わせる象徴も!面白い。
確かに風変わりでかなり神秘的。

庭園の植物もすごいし、迷い込んだらこわいだろうな。笑

特にすごいのはイニシエーション井戸。螺旋階段つきの石造りの井戸 で、神秘的!

途中で上を見てもすごい。

シントラの街並み
シントラの街並みも世界遺産のひとつ。

確かに山の自然と建築物の調和が良いね!人は多いが。

周辺
Casa Piriquitaというお店のケイジャーダというお菓子が有名。ただ、ここもとにかく人が多かった。

概要
シントラ山地とシントラの町からなる文化的景観は、ヨーロッパ各地の景観設計に大きな影響を与えた、ロマン主義的な景観づくりの先駆的例である。。これは、さまざまな時代の文化が重なり合ってきたことを示しながらも、本質的な一体性を保っている、特定の場所における文化的利用の独自の例である。
シントラ山地は、周囲の比較的平坦な景観の中で際立っており、その最高地点はクルス・アルタである。地域によって多少の違いがあり、文化的景観に関係する生態区域は三つに分けられる。すなわち、松林、オーク・松・栗などからなる自然林、そしてそれらの森林樹種にオリーブが加わった区域である。
ヴァッロとコルメラが「神聖な山々」と呼び、プトレマイオスが「月の山」と呼んだこの山地には、ペーナ公園をはじめとする重要な人工の公園や庭園がいくつも含まれている。ペーナ公園は1840年頃、フェルディナンド2世によって造営が始められた。固有の植物に加え、多くの外来植物も植えられている。
シントラ山地の峰の上に建つペーナ宮殿は、ポルトガルの建築家ポジドニオ・ダ・シルヴァが設計した、まさにロマン主義を体現する建築である。19世紀に建てられたこの宮殿の内部には、華やかに装飾された旧修道院の教会、回廊、食堂が取り込まれている。
関連英単語
- integrity : 完全性
- cultural occupation :文化的営み
- indigenous : 固有の
- refined and cultivated landscape
→ 「洗練され、手入れされた景観」 - vulnerable to
→ 「〜の影響を受けやすい/〜に弱い」 - unsympathetic : 配慮を欠いた
- stands out from
→ 「〜の中で際立っている/目立っている」 - exotic species
→ 「外来種」 - startling contrasts
際立った対照、驚くほどの対比 - monastic asceticism
修道院的な禁欲主義、質素な修道生活
ポイント
- 詩人バイロンが「この世のエデン」と呼んだ。
- ロマン主義:自然、幻想、美、歴史への憧れを重視する19世紀の芸術思想。シントラではペーナ宮殿や庭園に強く表れている。
- ムーア人の城:シントラ山地の高所にある城跡。イスラム支配期の歴史を示す。
- ムデハル様式:キリスト教支配下のイベリア半島に残ったイスラム風の建築・装飾技法
関連映画
ナインスゲート』The Ninth Gate(1999)
ロマン・ポランスキー監督、ジョニー・デップ主演。Chalet Biester / Biester Palaceが「Victor Fargasの家」として登場しているらしい。(観てない)
行きたい世界遺産
- コインブラ
- ポルト
- バターリャ修道院
- アゾレス諸島


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