スペインのティッセン=ボルネミッサ美術館でみた『ジョヴァンナ・トルナブオーニの肖像』。
1488年-1490年頃のドメニコ・ギルランダイオの作品。初期ルネサンスを代表する作品なんやて。

モデルになった女性はフィレンツェの貴婦人で、19歳から20歳で出産が原因で亡くなってしまったらしい。この肖像画は彼女の死後、夫によって依頼されたもの。
背景に置いてある数珠(?)は敬虔さ、祈祷書は信仰と教養を表してるらしい。裕福で、社会的地位もあり、信心深い人だったんだなあ。
そして重要なのは奥に書いている文字!これはローマの詩人マルシャルの詩の引用で、日本語にすると、「あぁ、芸術よ、もしもあなたが彼女の精神や心までも描き出すことができたなら、この地上にこれほど美しい絵画はほかに存在しないだろう。」という意味なんやと。
外見も内面も美しい人だったということがわかった!愛に溢れた追悼画なんだね。


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