ピーテル・ブリューゲルの『叛逆天使の墜落』。
1562年の作品で、ベルギー王立美術館でみた。

神に反逆したルシファーとその仲間たちが、大天使ミカエル率いる天使軍によって天国から追放される場面。
ブリューゲル作品だけど、ボスの作品かと思うくらいめちゃくちゃボスっぽい…。ブリューゲルはボスの影響をかなり受けてたらしいのがよくわかる。
特にコイツがかわいかった…。

この絵のすごいところを調べてみると、この絵は単純な「天使対悪魔」の戦闘ではなく、天上の秩序が、混乱した怪物の世界へ崩れていく瞬間を画面全体で表現した点なんだと。上部は明るく整然としている一方、下へ行くほど暗く、密集し、何が何だか分からない混沌になっている。
隅から隅までみていたい作品!


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